アーカイブ作品紹介16「午前3時の羊DASH!」
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本日は2017年現代舞踊協会公演全国青少年夏の舞踊祭と2018年発表会作品「午前3時の羊DASH!」をお届けします。軽快で愉快な作品。家猫狂騒曲に次ぐ動物をモチーフにしたコミカルな作品です。
夫はギター弾きです。コロナ前に群馬の牧場で1000人ロックというイベントに参加しました。1000人でBOØWYの楽曲を演奏するというもので非常に楽しかったです。そこの牧場でシープドックショーをイメージして閃いた作品です。
羊が1匹、羊が2匹・・眠れない少女達の夢の中の世界。羊飼いの少年と走る羊達。いつの間にか眠りに落ちていく午前3時。
ちびっこ達が走る走る。飛ぶ。側転、回転。スピード感であっという間にフィニッシュ。発表会でも皆様から「面白かった〜藍」とお声をいただきました。そいえば、小物が多い衣装なので「手袋が一個ないー。」「レッグウオーマー忘れた〜。」「お友達の荷物に紛れちゃったー。」などハプニングも多々ありました。小さいお子さんとの交流の中でその都度、次回の対処の仕方を学習しています。
モダンバレエはこうでなければいけないという枠はありません。パートごとにメンバーの顔ぶれを見て振りをつけます。その時その子のできることを最大限に活かしながら構成を作ります。群舞もその時のメンバーだからこそできるものかもしれません。
私は常々観ている皆様とダンサーが一体感のもてる作品を作りたいとアンテナを張るように心がけています。そこに鍛錬した技術がついてるくれば鬼に鉄棒ですね。身体の技術はやはり練習です。頭でわかってはいても体に反映されるにはタイムラグがあります。めげずに練習することは大事です。観るものを惹きつける舞踊目指しましょう。
今日も読んでいただきありがとうございました。