アーカイブ作品紹介17「夜空のキャンパス」

いつもありがとうございます」しばらくぶりのアーカイブ作品。2018年発表会「夜空のキャンパス」ようやく2018年までやってまいりました

綺麗な星空の下で踊る少年、少女。夜空に突然の流れ星。思わず願いを唱える。夜空にペンキで自由に夢を描くシーン「楽しくお絵描きをする様に自由に動いていいよ」というと、目をキラキラさせながら大きな空間のキャンバスに思い思いに夢中筆を走らせていました。

2018年の発表会は、谷川俊太郎さんの「生きる」をテーマに子どもたちとそれぞれの「生きる」についてお稽古で考えました。「呼吸ができるということ」「ご飯が食べられるということ」などから「自転車に乗れるということ」など個性的なものも出てきました。恥ずかしくて発言できない子もいるので、紙に書いてもらうとたくさん出てきました。それをまとめて発表会オープニングで読み上げました。後半は私の言葉で付け足させていただき、「子供たちがお稽古に来るということ」「保護者の方々が送り迎えをしてくれるということ」「お客様が見にきてくださるということ」・・などなど。関係者の皆様への感謝の気持ちを詩に託し、最後に出演者が舞台袖から「これから発表会が始まるということ!」と大きな声で発声しました。子どもの可愛い声が会場に聞こえたかな・・。それを合図に緞帳オープン。夜空のキャンパスが始まりました。

学びに繋がるお稽古と舞台演出を・・という想いが形になった作品です。今日も読んでいただきありがとうございました。

「夜空のキャンパス」
振付、指導、構成、演出/山崎麻矢
2018年発表会、2018年川越市総合文化祭、2019年バレエ・モダンダンスフェスティバル参加作品

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