アーカイブ作品紹介12「20周年記念創作物語「ぼくのわたしの夏休み」
2014年20周年記念発表会での作品。
東日本大震災の後、被災された方のお話を元に数十年後前進している日本の未来と頼もしい子供達を思い描いて創作しました。幼い少年の夏休みの思い出を絵日記と回想シーンで物語を追っていきました。これまでに各地で様々な災害が起きました。改めて被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
「ぼくのわたしの夏休み」
構成、演出、脚本、解説/山﨑麻矢 振付、指導/山﨑麻矢、渋谷佳奈
1景 向日葵畑でかくれんぼ
遠い昔、ここは廃墟になっていたという。大きな災害があったのだ。今は微塵も感じさ
せない豊かな緑。今日から夏休み。さあ!出かけよう!!
2景 緑の探検隊
緑豊かな森へ出かけた子供達。美しい鳥と蝶に出会いました。
3景 悲しみの記憶
境界線の向こうは懐かしい大切な場所だった・・
「響く庭₋境界線の向こうー」渋谷佳奈 埼玉県舞踊コンクール入選作品より
4景 帰ってきたホタル
時が経ちホタルが帰ってくるほどの清流が戻りました。
5景 向日葵との約束
僕らは向日葵さんから預かった小さな命を街中に蒔くことを約束した。いつか僕らの子供達
にもっともっと美しい花畑を見せてやるために。
読んでいただきありがとうございました