アーカイブ作品紹介13「振り子ーいつしか翻弄されていく」

いつもありがとうございます。

久しぶりのアーカイブ作品紹介です。当時の精鋭のダンサーの4人による大人の作品。時代の流れ、時間の速さに人々が翻弄されていく様をメトロノームを用いて表現しました。個々の時の流れがメトロノームの音にシンクロしていく。もうこれ以上踊ったら壊れてしまいそうという極限で強引に止めほっとする。

しかしこの30年の変化はすさまじく早かった。今思えばメトロノームの静止はコロナで強制的に時間が止まったこととリンクしている気がする。モダンバレエはメルヘンばかりでなくリアルに社会に問いかける作品も作れるんです。

発表会当日、本番の舞台袖から児童科の生徒たちがお姉さんたちの踊りにくぎ付けになっていたのを思い出します。子供達の目がテン…でしたよ子供達。

個でも活躍できるダンサー達でしたのでクオリティーの高い作品に仕上がりました。素晴らしかった!!形にしてくれるダンサーあってこその作品。協同創造の賜物です。ありがとう。

「振り子ーいつしか翻弄されていくー」
2014年発表会、2014年埼玉県舞踊コンクール出品、2015年KFPアーツ公演出演

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